私はM?SMに興味がある女性が最初に知っておきたい3つの入口
SMに興味はあるけれど、痛いのは怖い…という方へ、結論からお伝えします。
SMの多くは痛いものでも怖いものでもなく、Mかどうかは、痛みに強いかどうかでは決まりません。
目隠しや拘束、焦らしといった痛みのない入口から始めて、最初にNGとやめる合図を決めておけば、初めての方でも安心してSMを楽しむことができます。
「痛いのは苦手だから、自分はMじゃないと思う…」とおっしゃる方は多いのですが、痛みはSMの中のほんの一部でしかありません。
痛みがなくても成立するSMは、いくらでもあるということですね。

最近はソフトSMコースについてのお問い合わせがとても増えています。
中でも多いのが、「SMに興味はあるけど、自分にできるのか分からない…」というご相談です。
今回から3回に分けて、SMについて書いてみたいと思います。
1回目は、興味はあるけれど一歩を踏み出せずにいる、初めての方向けのお話です。
SMに興味がある女性は少なくありません
女性用のセクシャルケア商品を扱うラブコスメが、女性413人に行ったアンケートでは、SMに興味があると答えた女性は78.9%でした。
ベルギーで一般の成人1,027人を対象に行われた研究(2017年)でも、SMに関係する空想を持ったことがある、または実際に経験したことがある人は約7割と、近い数字が出ています。
人には言えないだけで、興味を持っている方はそれだけ多いということです。
SMに興味があることは、なにもおかしなことではありません。
M女の特徴
では、どんな女性がM女なのでしょうか…。
以前のM(マゾ)とは…というブログでも書きましたが、濡れやすい、感じやすい、イキやすいからといって、M女な訳ではありません。
それは興奮しやすい体質だったり、敏感な体質だったりするだけの可能性が高いです。
あくまでも個人的主観ですが、施術をしていてM気質があるなと感じる女性には、次のような傾向があるように思います。
恥ずかしいことを言われたり、恥ずかしい格好をさせられたりすると、ドキドキする。
言葉責めをされた時や、お尻を軽く叩かれた時に、ゾワゾワする。
動画や妄想の中で、縛られる場面や責められる場面に惹かれてしまう。
1回イッた後の方が、少し強めの刺激を気持ち良く感じる。
特に最後の、1回イッた後の変化はわかりやすいかと思います。
イッた後の身体は脳内ホルモンがたくさん出ている状態ですので、普段なら痛いと感じる刺激も、気持ち良さに変わりやすくなります。
この変化が大きく出る方ほど、M気質が強いのではないかと考えています。
ひとつでも当てはまるものがあれば、M気質がある可能性は十分にあります。
逆に、ひとつも当てはまらなくても、実際に経験してみて初めて気づく方もいらっしゃいます。
M女だと気づいたキッカケ
当店のお客様の声には、自分がM女なのではないかと気づいたキッカケが書かれていることがあります。いくつかご紹介します。
ずっと言えずにいた
一番多いのは、前から興味はあったけれど、誰にも言えずにいた…という方です。
「縛られたり叩かれたりしたくても言えない子は多いと思います。わたしも前から興味はありましたが行動できないでモンモンとしていたひとりです。」(安曇野市 20代 Y様)
「『誰かに身体を叩かれたい、拘束されたい、虐められたい。』私は、強いSM願望を心に秘めていました。」(品川区 30代 Y様)
動画や妄想で惹かれていた
SMの動画を見たり、妄想をしたりするうちに、自分もされてみたいと思うようになった…という方もいらっしゃいます。
「今までずっと動画を見たり脳イキ系の音楽を聴いて妄想に浸るばかりのでしたが今日思い切ってお願いして本当に良かったです…」「自分が思ってた以上にMなのが知れた気がします笑」(塩尻市 20代 Y様)
以前の経験が忘れられなかった
一度だけ経験したことが、ずっと忘れられずにいた…という方もいらっしゃいます。
「以前、縄で縛られたなんともいい難い気持ち良さが忘れられず、今回勇気を出してヒロさんに出張をお願いしました。」「自分でもうすうすM体質なのではないかと思っていました」(新潟市 20代 A様)
施術の中で初めて気づいた
SMに興味があった訳ではなく、性感マッサージを受けている中で初めて気づいた…という方も少なくありません。
「あまり自分からいくタイプではなく、会った時からMだと言われやはりドMだということが発覚しました。」(飯田市 20代 S様)
キッカケは人それぞれですが、どなたも最初は「自分はおかしいのでは…」と、ひとりで抱えていらっしゃいました。
M女であることは、恥ずかしいことでも、おかしなことでもありません。
なぜなら…、それはアナタに贈られた個性(ギフト)だからです。
SMは痛いもの?
SMと聞くと、鞭や蝋燭、縄で吊るされる…といった場面を思い浮かべる方が多いかと思います。
ですが実際には、SMにはいくつもの入口があります。
ヒロさんは大きく分けて、心(気持ち)・カラダ(感覚)・シチュエーション(関係や場面)の3つの入口があると考えています。

心の入口は、言葉責めや命令、恥ずかしい格好をさせられる羞恥(しゅうち)など、気持ちを揺さぶられるものです。
カラダの入口は、目隠しや手首の拘束、焦らし、軽いスパンキング(お尻を叩くこと)など、感覚で受け取るもの。
シチュエーションの入口は、主従関係や放置など、関係性や場面そのものを楽しむものになります。
痛みを伴うのは、カラダの入口の中のさらに一部だけです。
どの入口が自分に合っているのかは人によって違いますので、まずは痛みのない入口から試してみるのがいいかと思います。
初めての方におすすめの入口
初めての方に、ヒロさんが最初に使うことが多いのは次のようなものです。
アイマスクで目隠しをして、見えない状態にする。
手首を手枷で軽くまとめて、動けない状態にする。
次に何をされるか分からない時間を作って、焦らす。
見えない、動けない、分からない…。
この3つは、どれも痛みを伴いませんが、重ねていくと驚くほど深いところまで連れて行ってくれます。
詳しくは以前の首絞めじゃなくても同じ快感は得られますというブログにも書きましたので、気になる方は読んでみてください。
言葉責めも、初めての方に試していただきやすい入口のひとつです。
触れられていないのに、言葉だけでゾワゾワする…という方は、実は少なくありません。
当日、最初に決めること
ソフトSMコースでは、施術の前にスマホを使ったヒアリングを行います。
ここで、してみたいこととNGなことをお伺いします。
NGは、理由を言っていただく必要はありません。
「なんとなく嫌…」というだけで十分です。ヒアリングで決めたNGは、施術中に増やしていただいても構いません。
そして、もうひとつ決めておくのが、やめてほしい時の合図(セーフワード)です。
ヒロさんの施術では、言葉の合図は「ストップ」です。口枷などで声が出せない時は、手でタップしていただくのが合図になります。
SMの最中は「やめて…」「無理…」という言葉が、本当にやめてほしいのか、気持ち良さの中で出ている言葉なのか、分かりにくいことがあります。
ですので、本当にやめてほしい時だけに使う合図を、最初に決めておくということですね。
合図があった時は、その場ですぐに手を止めます。
縄の痕は残りますか?
緊縛(きんばく)で使う縄は、馬油と蜜蝋でなめして柔らかくした麻縄を使っています。軽く縛る程度であれば、縄の痕は2時間ほどで消えます。
ただ、キツく縛った場合や吊りを行った場合は、擦れた痕が1週間ほど残ることもあります。
肌を出す時期や、痕が残ると困る事情がある方は、ヒアリングの時にお伝えください。
痕が残りにくい綿のロープに変えるなどの対応をいたします。
「縛られてはみたいけど、エッチなことはされたくない…」という方には、服を着たまま縛る「緊縛だけ」もお受けしています。
ご希望の方には、縛られた姿の写真をお撮りすることもできます。
まとめ
SMは、痛みに耐えるものではありません。
見えない、動けない、分からない…という痛みのない入口からでも、十分に深いところまで行くことができます。そして、NGとやめる合図を最初に決めておけば、怖がる必要もありません。
次回は、もっと深い快楽を得たい方に向けて、SMで「飛ぶ」ための重ね方について書いてみたいと思います。
ソフトSMに興味はあるけれど迷っている…という方は、LINEからでも構いませんのでお気軽にご相談ください。
※調査データの出典:ラブコスメによる女性413人へのアンケート(現代ビジネス「じつはいま「SM婚」が増えている…」2024年6月27日掲載より)、Holvoet, L. et al. (2017) “Fifty Shades of Belgian Gray: The Prevalence of BDSM-Related Fantasies and Activities in the General Population” The Journal of Sexual Medicine
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