性感染症(STD)について

性感マッサージ師をしていると、どうしても避けて通れないのが性感染症の問題。

性風俗業界に携わる者として、月1で性病検査を実施し、検査結果をHPで公表しております。

性感染症(STD)検査結果報告
毎月必ず1回、定期的に専門の医療機関にて、10項目の性感染症(STD)検査を実施しております。検査項目は、クラミジア、淋菌、カンジダ、トリコモナス、HIV(エイズ)、梅毒...

キャリアにもなりたくないですし、お客様を不安にさせたくありませんからね。

性感染症に関しましては、ティアラをご利用された方にも、これからご利用をお考えの方にも、ご利用する気も無い方にも…、ぜひとも知っておいていただきたい内容だと思います。

女性用風俗とは無縁な女性も、性行為を行う以上は性感染症のリスクはありますからね。

性感染症とは?

ひと口に性病と言っても、梅毒や淋菌などの細菌による発病や、HIVやクラミジアなどのウィルスによる感染や発病などがあります。

性病の代表的な症状としては、女性の場合はおりものの量が増えたり、匂いや色に変化が現れます。
性病は治療をしないと他の病気を発病することがあるので、早めの発見が必要です。

クラミジア感染症

クラミジア感染症は、クラミジアトラコマティスという病原体により感染する性病です。クラミジア感染症は日本で一番感染者の多い性病で、100万人以上のクラミジア感染者がいると言われています。10代後半から20代の感染例が増大しているのも、クラミジア感染症の特徴です。
クラミジア感染症は、性器に感染した場合は性器クラミジア感染症、咽頭に感染した場合は咽頭クラミジア感染症と呼ばれます。クラミジア感染症は自覚症状がほとんどないため、検査による早期発見と早期治療が必要になります。

症状は…、女性の場合は子宮頸管に感染して、子宮頸管炎をおこします。具体的な症状としては、おりものの増加や不正出血、下腹部の痛みなどが挙げられます。
クラミジア感染症は、女性の半数以上が症状を感じないと言われています。しかし、感染したまま放置しておくと卵管炎を起こし、子宮外妊娠や不妊症を引き起こします。

淋菌感染症

淋菌感染症は、淋菌により感染する性病です。男性に多い性病で、性風俗のオーラルセックス(フェラチオ)による感染が多いと言われています。1回のセックスでの感染率が30%と高く、淋菌の感染者の20~30%はクラミジアに同時感染しているという調査結果があります。

女性の場合は無症状の場合もあり、症状が進行するまで気付かないことが多いと言われています。

症状は…、女性の場合は子宮頸管に感染して、子宮頸管炎をおこします。尿道炎を併発することもあります。具体的な症状としては、おりものの増加や不正出血、下腹部の痛みなどが挙げられます。
淋菌感染症は、女性の大半に症状が出ないと言われています。しかし、感染したまま放置すると卵管炎や骨盤腹膜炎を引き起こし、子宮外妊娠や不妊症の原因になります。

性器カンジダ症

性器カンジダ症は、カンジダ属の真菌(カビの一種)が原因となって起こる性病です。カンジダ菌はもともと人の体内に存在することが多い菌で、抵抗力の低下などによって起こります。

性器カンジダ症は、特に女性に多く見られます。典型的な症状は、外陰部のかゆみやヨーグルト状のおりものなどです。

症状は…、女性の場合は、膣と外陰部に同時に症状が現れることが多いです。主な症状としては、外陰部や膣のかゆみ、ヨーグルト状のおりもの、性器の炎症、性交痛、排尿障害などが挙げられます。

トリコモナス症

リコモナス症は、原虫によって引き起こされる性病です。主に性行為によって感染しますが、下着、タオル、浴槽、便器を経由して感染することもあります。女性の場合は男性よりも症状が重く、トリコモナス原虫が性器内に入り込んで炎症を引き起こします。

症状は…、女性の場合は、膣に加えて子宮頸管や膀胱、尿道にも感染し、炎症を起こします。具体的な症状としては、泡状で悪臭の強いおりものや、外陰部の強いかゆみや痛みなどが挙げられます。

ただし、感染者の20~50%は症状がないとも言われています。治療せずに放置すると炎症が卵管にまで達し、不妊症や流産をまねく可能性もありますので、注意が必要です。

梅毒

梅毒は、ひと昔前までは不治の病として恐れられていた性病です。現在では治療薬となるペニシリンが発見されたため、早期の治療によって完治するようになりました。

梅毒は慢性の感染症で、何年もかかって症状が進行します。症状は、3週間後、3ヶ月後、3年後と時期によって変化します。梅毒に感染すると、HIVなどにも感染しやすくなります。

  • 第1期梅毒(感染して約3週間後)
    性器、口、肛門、手指などの感染箇所に、しこりができます。軟骨の硬さ程度のしこりで、小豆から人差し指の先程度の大きさです。その後、しこりの中心部が盛り上がります。さらに、太ももの付け根にあるリンパ節が腫れます。これらの症状に痛みはなく、放置しておくと2~3週間で消えます。
  • 第2期梅毒(感染して約3ヵ月後)
    病原菌が血液に入り、全身に広がります。症状の前触れとして、軽い発熱、頭痛、倦怠感、関節痛などが現れます。次に、全身の皮膚や粘膜に、ブツブツや発疹ができます。これはバラ疹と呼ばれ、赤い大小さまざまな斑点が出ます。早期の発疹は小さく、全身の左右対称に出てくるのが特徴です。その他、リンパ節の腫れや脱毛症状などが現れます。これらの症状は3ヵ月から3年ほど続きますが、自然に消えます。その後しばらくは、無症状の時期が続きます。
  • 第3期梅毒(感染して約3年以上)
    体調の良い時期が続きますが、皮膚や内容で病状は静かに進行しています。この時期には、皮膚組織に大き目のしこりができます。このしこりは、結節性梅毒疹やゴム腫などと呼ばれています。
  • 第4期梅毒(感染して約10年以上)
    心臓、血管、神経、目などに障害が出ます。具体的には、神経症状、進行麻痺、痴呆症状、歩行障害、心血管症状、大動脈瘤、大動脈弁閉鎖不全などが現れます。
HIV感染症・エイズ

HIV感染症とは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染することで、身体の免疫機能が徐々に破壊されていく性病です。

HIVに感染して症状が進行すると、通常は感染しない菌やウィルスなどに簡単に感染する日和見感染という症状が現れます。この状態をエイズ(後天性免疫不全症候群)と呼びます。エイズを発症すると、様々な感染症や悪性腫瘍、神経障害などを引き起こし、平均3~5年で大半の人が死亡してしまいます。

日本におけるHIV感染者とエイズ患者は、確実に増えています。とはいえ、現在は治療方法が進歩しており、HIV感染を早期に発見できればエイズの発症を抑えることが可能です。

  • 急性感染期(2~8週間)
    典型的な症状としては、インフルエンザのような症状が出ます。最も多い症状は、発熱、リンパ節の腫脹、咽頭炎、発疹などです。それらの症状は数週間でなくなり、次の無症候期に移行します。症状が現れない場合もあります。
  • 無症候期(数年~10年以上)
    感染後、症状が出ない期間が5~10年続きます。症状は出ないため自覚症状がない場合がほとんどですが、体内ではHIVが増加してリンパ球が減少し、免疫力が少しずつ低下していきます。
  • エイズ発症期(数年~)
    免疫力の低下により、発熱や体重減少、リンパ節腫脹、下痢や倦怠感、寝汗や頭痛などの症状が見られるようになります。そしてリンパ球がある程度以下に減少すると、致命的な日和見感染や悪性腫瘍、神経障害など、さまざまな症状が引き起こされます。このさまざまな症状から、エイズ(後天性免疫不全症候群)と判断されます。

性病の感染経路

性病は自然に発生したり、空気感染したりはしません。

主に性行為や粘膜の接触によって、細菌やウィルスが感染することで発症しますが、浴槽や便器などで家庭内感染することもあります。

細菌やウィルスは、性病に感染している人の精液、膣分泌液、血液、(ぶつぶつやイボ、ただれなどの)患部などに含まれています。そして、その細菌やウィルスは、性交する相手の性器、肛門、口などの粘膜や皮膚と接触することによって感染するのです。

性病の病名と症状を表にしましたので、チェックしてみてください。

症状/病名

クラミジア

淋病

カンジダ

トリコモナス

尿道
精液
尿
外陰部
膣分泌液
ただれやイボ
血液
肛門直腸
便
口腔・のど
唾液

 

症状/病名

梅毒

エイズ

肝炎

尿道
精液
尿
外陰部
膣分泌液
ただれやイボ
血液
肛門直腸
便
口腔・のど
唾液

女性向け性感マッサージをされている男性セラピストの方は、あまり性病検査をしていない…と、耳にします。
残念ですが、どうやらそれが現実のようです。

初回施術料金を無料にしたり、キャンペーンで料金を下げたりするよりも、まずは「女性が安心して利用できるように」、「ご利用後も不安にならないように」することが大切だと思います。

ご利用される側の女性のお店選びも、そうであって欲しいと切に願います。

ご自宅でも性病検査キットでの検査も可能ですし、保健所でも匿名での検査が可能です。
ティアラをご利用のお客様は、前もってお伝えいただければ女子用性病検査キットをお譲りいたします。
検査項目や料金などにつきましては、お気軽にお問い合わせください。

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