セックスレスで削られるものは…

以前、性感マッサージ師の役割…④というブログで、セックスレスが原因で女性用風俗を利用される女性のお話を書きました。

今回はもう少し踏み込んで

「セックスレスは本当に解消できるのか…」

「解消できないとき女性はどうすればいいのか…」

を、データを使いながら説明してみたいと思います。

結論からお伝えすると

セックスレスの解消は、パートナーとの話し合いが最も効果的とされています。

けれど実際には、解消できるのは1割程度。
多くは長期化して、諦めてしまっているのが現実です。

女性用風俗は、その「解消できない現実」の中で、女性が自分を取り戻すための選択肢として選ばれています。

 

パートナーとの関係を修復するものではなく、女性としての自信を失わずにいるためのもの。

 

ここから先は、その理由を順番にお話ししていきますね。

2人に1人がセックスレス

2人に1人がセックスレス 51.9%(ジャパン・セックスサーベイ2020)

2020年に行われた調査(ジャパン・セックスサーベイ2020)では、20代〜40代のカップルの51.9%がセックスレスという結果が出ています。

日本性科学会ではセックスレスを「1ヶ月以上、性的な接触がない状態」と定義していますので、決して珍しいことではないということですね。

一番削られるのは、性欲ではありません

セックスレスの不満というと、性欲が満たされないことだと思われがちですが…。

もちろん、それもあります。

性欲は食欲や睡眠欲と同じ三大欲求のひとつですので、我慢をしていれば溜まっていきます。
オナニーで処理はできても、肌と肌が触れ合う感覚や、パートナーの体温に包まれる感覚までは決して埋まりません…。

ただ、セックスレスで悩む一番に原因はそこではありません。

 

心を寄せる大切なパートナーから、自分の存在を拒絶されている感覚…。

 

もちろん断る側にも理由はあります。疲れていたり、余裕がなかったり。

誘っても断られる、気づかないふりをされる…。

それが続くと

「自分に魅力がないのではないか」

「女性として見られていないのではないか」

と、断られ続ける側の自己肯定感は、誰にも気づかれないまま静かにすり減っていきます。

セックスがしたいのではなく、求められたい。

本当に欲しいのはそこなんですよね…。

解消の決め手は「話し合い」

セックスレス解消のきっかけ 話し合いで解消した人は続いている(浜松町第一クリニック調査2023年)

パートナーと同居している20代〜40代の男女3,000人を対象にした調査(浜松町第一クリニック・2023年)で、セックスレスを解消したことがある729人に「解消のきっかけ」を聞いたところ、女性の1位は「パートナーと話し合ったから」で25.5%でした。

面白いのはここからです。

解消が今も続いている人のきっかけは「話し合った」が23.1%で1位。一方で、一度は解消したのにまたレスに戻ってしまった人は「子作りのため」が27.3%で1位でした。

つまり…。

子作りのためにいったん再開しても、また戻ってしまうことが多い。話し合いで解消した場合は、続いている。ということですね。

レスになった原因を見ると、その理由が分かります。

女性の原因の1位は「育児と家事が忙しくなったから」で30.5%、2位は「性欲がなくなったから」で23.1%。

一方で男性は「パートナーが求めてこないから」18.9%、「求めても断られるから」17.1%が上位でした。

 

女性は余裕がなくて気持ちが向かない。

男性は断られたと思って引いてしまう…。

お互いの事情が見えないまま、すれ違っているだけのことも多いのだと思います。

 

だからこそ、話し合いが一番効くのでしょうね。

でも、解消できるのは1割程度

ただ、ここからが現実です。

女性100人に聞いた調査(Domani・2024年)では、セックスレスを解消できたのは10.3%。解消できていないという方は49.6%と、ほぼ半数でした。

セックスレスを経験した300人の調査(ふくむすび・2024年)では、改善しようと試みた方は65.9%。6割以上が何かしら動いているのに、解消までたどり着けるのは1割程度…ということになります。

さらに4,000人規模の調査(レゾンデートル・2023年)では、セックスレスの当事者の6割以上が1年以上、約4割が5年以上レスが続いていて、多くの方が解決を諦めていると報告されています。

 

話し合いが一番効く。

でも、その話し合いができない。話し合っても変わらない…。

 

話し合いができないのには、理由があると思っています。

切り出すこと自体が、また拒絶されるかもしれない怖さを伴うからです。

断られ続けて自己肯定感がすり減っている人ほど、「どうしてしてくれないの?」の一言が言えなくなる…。

 

多くの女性が、この状態のまま我慢を続けているということです。

我慢の先で女性の浮気は始まる

浮気をした理由の男女比較(ふくむすび調査2023年)

500人を対象にした別の調査(ふくむすび・2023年)で浮気をした理由を聞いたところ、男性の1位は「性欲を満たしたかった」で41.0%。

一方で女性の1位は、パートナーとの関係が悪かったことで31.8%でした。女性で性欲が理由だったのは19.7%です。

 

女性の浮気の多くは、遊びたいからではなく、満たされない寂しさを埋めようとした結果なのだと思います。

その気持ち自体は、責められるものではありません。

 

ただ、浮気は「関係」を作ります。会うたびに気持ちが深くなり、連絡を取り合い、日常の中に相手が入り込んでくる。

続けば続くほど二重生活になり、知られてしまえば今の関係そのものを失いかねません。

同じ調査でも、浮気が原因で関係が壊れかけた女性は21.2%いました。

マッチングアプリの危うさ

寂しさを埋める手段として、マッチングアプリを考える方もいるかもしれません。

先ほどの調査でも、浮気相手と出会った場所として女性の22.7%が出会い系アプリを挙げています。

 

ですが、マッチングアプリには大きなリスクがあります。

まず、相手の素性が分かりません。プロフィールは自己申告なので、パートナーがいるのに独身と偽る人、年齢や職業を偽る人も珍しくないと言われています。会ってみるまで、どんな人が来るのか誰にも保証できません。

金銭トラブルも増えています。国民生活センターによると、マッチングアプリで知り合った相手から投資話を持ちかけられてお金をだまし取られるといった相談が、2022年度は993件。4年前の20倍以上です。

性病についても、相手が検査をしているかどうかは分かりません。

そして何より、相手が「その後」を求めてくる可能性があります。連絡先を知られ、関係を断れなくなり、最悪の場合は日常に踏み込まれる…。

一度始まった関係を、こちらの都合で終わらせるのは簡単ではありません。

比べてみると…

浮気・マッチングアプリ 女性用風俗
相手の素性 自己申告のみ お店として営業、プロフィールも公開
関係 続くほど深くなる 時間の中で完結する
性病検査 相手次第で分からない 検査結果を公開しているお店もある
お金 詐欺の相談が増えている 料金が事前に決まっている
パートナーとの関係 知られると関係が壊れかねない 恋愛関係を持ち込まない

 

ティアラでは、性感染症(STD)の検査結果を公開していますし、秘密は厳守いたします。

どこの誰だか分からない相手と会うより、ずっと安心していただけるのではないかと思います。

女性用風俗が選ばれる理由

女性用風俗というと、性欲を満たしに行く場所だと思われがちですが…。

実際には、性的な欲求の解消だけが目的という方はそれほど多くないと言われています。

性交痛に悩んでいる方

パートナーの態度に傷ついてきた方

女性としての自分を諦めかけている方…

ご利用される理由は本当に様々です。

知っているけど、使ったことはない

女性用風俗の認知82.5%、未経験者の興味42.5%、利用経験4.5%(SHUFUFU調査2024年)

成人女性200人を対象にした調査(SHUFUFU・2024年9月)では、女性用風俗の存在を知っている方は82.5%。

ところが、実際に利用したことがある方は4.5%でした。

一方で、利用したことがない方のうち42.5%が「興味がある」と答えています。

 

踏み出せない理由として挙がっていたのは、

衛生面や病気が心配

どんな人が来るのか分からなくて怖い

料金が分からない

パートナーへの罪悪感…

といった声でした。

 

ほとんどが「分からないから怖い」という不安からなんです。

初めての女性が求めるのは「優しさ」

初めての女性がセラピストに求めるもの 優しい人62.4%(SHUFUFU調査2024年)

同じ調査で、利用したことがない女性に「セラピストに何を求めるか」を聞いたところ、1位は「優しい人」で62.4%。

テクニックや見た目の33.3%を大きく引き離していました。

初めての方ほど、「気持ち良さより先に安心がほしい…」ということだと思います。

 

ヒロさんがどんな人間なのかは、どんなセラピストかと…で書いていますので、よろしければ読んでみてください。

女性としての自分を取り戻すために

最初にお伝えした通り、女性用風俗はパートナーとの関係を修復するものではありません。

パートナーとのことはパートナーと向き合うしかありません。

話し合いが一番効くというのは、データを見ても間違いないと思います。

 

ただ、それには時間がかかります。

そして、向き合えないまま何年も過ぎてしまうことも多い…。

 

その間に、女性としての自分まで枯らしてしまう必要はないと思っています。

 

ヒロさんの仕事は性欲を満たすことだけではないと思っています。

拒絶されない時間、求められる時間を過ごしていただくことで、すり減った自己肯定感を少しずつ取り戻していただく…。

自己肯定感が戻れば、パートナーと向き合う余裕も生まれるかもしれません。

女性用風俗はそのための場所です。

まとめ

セックスがしたいと思うことも、愛する人に抱かれたいと思うことも、なにも恥ずかしいことではありません。

そして、解消できないまま我慢を続けることが正解だとも思いません。

 

パートナーがいてもいなくても、ご利用されるお客様は「ひとりの女性」です。

 

気になった方は、LINEからでも構いませんのでお問い合わせください。

 

※調査データの出典:ジャパン・セックスサーベイ2020(ジェクス/日本家族計画協会)、浜松町第一クリニック「セックスレスになった原因と解消方法を調査」(2023年)、Domani「セックスレスは解消できる?」(2024年)、ふくむすび「セックスレスに関するアンケート調査」(2024年)、レゾンデートル「夫婦のセックスレスに関する実態調査」(2023〜2024年)、ふくむすび「既婚者の浮気率に関するアンケート調査」(2023年)、SHUFUFU「女性用風俗に関するアンケート」(2024年9月)、国民生活センター

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